マルチ企業所属(クロス連携)

一人のユーザーが複数企業に所属するケースを、そのまま扱える機能です。全プラン標準装備です。


典型的なシーン

代理店ビジネスには、以下のような「多重所属」が日常的に発生します。

  • 代理店 A の担当者が、同時に代理店 B にも登録されている
  • 親会社と子会社の両方に社員として所属している
  • 販売員が、商材メーカー X とメーカー Y の両方のプラットフォームに登録されている

リョヒコンパスは、このような状況を 1 アカウント(1 ログイン ID)で統一して扱える ように設計されています。


ホーム会社と所属会社

ユーザーは、次のように整理されます。

  • ホーム会社 — 1 社のみ。本人の在籍先・所属の中心となる会社
  • 所属会社 — 複数可。代理店として登録されている、あるいは別会社の社員も兼ねている等

会社の切替

ヘッダー右上の会社切替ドロップダウンから、いま見ている会社を所属している別の会社に切り替えられます。

  • 切替後はその会社のダッシュボード・実績・日報一覧などが表示される
  • 切替前の未保存の入力内容は破棄されます(保存を促す確認ダイアログが出ます)
  • 税理士アカウントはこの機能を使用しません(1社専用のため)

クロス販売の自動反映

たとえば「ホーム会社は B 社・代理店として A 社にも所属しているユーザー」が A 社の商材を売った日報 を出すと、その実績は次のように両方の会社のダッシュボード・実績画面に反映されます。

  • A 社(商材所有会社)の画面 — 自社商材の販売件数・売上として表示(A 社が顧客から受け取る総額ベース)
  • B 社(販売者のホーム会社)の画面 — その社員が稼いだ手数料収入として表示(A 社から B 社の代理店として受け取る取り分ベース)

同じ販売が両方の会社の数字に二重計上されることはなく、それぞれの会社の立場に合った金額で集計されます。

具体例

例:B 社の社員が「A 社のある商材」を 1 件販売した場合(仮に総額 10,000 円・代理店手数料 8,000 円とすると):

  • A 社のダッシュボード — 売上 10,000 円
  • B 社のダッシュボード — 売上 8,000 円(B 社が代理店として実際に受け取る金額)

この振り分けはユーザーがどの画面から日報を入力したかに関係なく、自動で行われます。


運用上の推奨

ホーム企業の指定は慎重に — 日報やシフトの記録先となるため、主要稼働先の企業をホームに指定することを推奨します。

アカウント譲渡との関係 — 退職などでアカウントを譲渡する場合、ホーム企業と所属企業の両方で情報の書き換えが必要です。〈アカウント運用規約〉の引継ぎルールをご参照ください。

税理士アカウントは独立運用 — 複数の顧問先を持つ税理士の場合、顧問先ごとに別々の税理士アカウント(別メールアドレス)の発行が必要です。


関連ドキュメント

  • 機能の説明書:〈日報と承認フロー〉
  • アカウント運用規約:〈複数企業への所属〉
  • 画面の説明書:〈代理店管理画面〉